【大阪・関西万博会場限定】アサヒのCO2を食べる自販機くじ引きキャンペーン

都会の中に森をつくる CO2を食べる自販機

 「CO2を食べる自販機」は、
大気中のCO2を吸収する国内初の
自動販売機です。
 周囲の大気からCO2のみを吸収する、
いわば木と同じような役割を果たしています。「CO2を食べる自販機」を設置することで、都会に木を植え、
森をつくるような取り組みとしたいと
考えています。

CO2資源循環モデル

 自動販売機で吸収したCO2は、コンクリートやアスファルトなどの工業原料として活用できます。CO2を資源として循環させることで、循環型かつ脱炭素社会の実現、またサンゴ保全やブルーカーボン生態系※1再生に活用することで生物多様性に配慮した社会の実現に貢献することを目指しています。

  1. ※1 ブルーカーボンとは「海洋生態系に蓄積される炭素」のことであり、そうした作用を有する生態系
CO2を食べる自販機とは?

 自動販売機は周辺の大気を吸いこみ、それを利用して商品を冷やしたり温めたりしています。「CO2を食べる自販機」は庫内にCO2吸収材を搭載し、大気中のCO2のみを吸収します。※2 1台当たりのCO2年間吸収量はCO2排出量の最大20%※3で、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分の年間吸収量に相当します。

  1. ※2 外部協力工場の製品製造時に発生する副産物
  2. ※3 稼働電力由来のCO2排出量に対して

設置例

東京スカイツリータウン内

Osaka Metro 御堂筋線 梅田駅ホーム

建材 ブルーカーボン サンゴ保全 アスファルト タイル コンパウンド

吸収したCO2
何に使われているの?

自動販売機から吸収したCO2は、さまざまな工業原料として活用することで、CO2資源循環を実現します。

コンクリート、アスファルト、無焼成タイルなどの原料に配合しCO2の固定化だけでなく、ブルーカーボン、サンゴ保全といった環境保全への活用も進めています。

実際の活用例

京王電鉄 コンクリートケーブルトラフ

アサヒ飲料研究所内 道路

伊良部島 サンゴ移植基盤

ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment:LCA)
について

CO2吸収材は協力会社の工場で製品製造時に発生する副産物を活用しており、吸収材の加工や輸送時のCO2排出量よりもCO2吸収量が上回ることを確認しています。CO2吸収材の環境負荷を把握するため、LCA の手法を用いた定量的な環境影響評価※4を行いました。

  1. ※4 ISO14040/14044の規定に基づき一般社団法人C2Xにて算定

原料製造(CO2吸収剤) 輸送 自動販売機設置・回収 CO2吸収材 輸送 吸収剤活用製品 C02吸収剤活用製品

CO2を食べる自販機搭載CO2吸収材の評価範囲

LCA算定結果より、CO2吸収材のCO2吸収効果は、原材製造・輸送・自動販売機設置・回収のCO2排出量を100%とした場合、合計で-158%となりました。

  1. ※5 関東圏設置想定

CO2を食べる自販機搭載CO2吸収材の評価結果

アサヒ飲料社は、西松建設株式会社と協業し、CO2吸収材を活用したコンクリートを開発しました。CO2吸収材を用いたコンクリート製造を行う場合のフローは下記となります。

原料製造(CO2吸収材) 輸送 自動販売機設置・回収 輸送 コンクリート製造

  1. ※6 コンクリート製造以降の工程は一般的なコンクリート同一の為除外

CO2吸収材を用いたコンクリート製造フロー

一般的なコンクリートのCO2排出量を100%とする場合、材料の一部を低炭素な産業副産物とCO2吸収材に置き換えることで、CO2排出量がマイナスとなるカーボンネガティブなコンクリートを実現しました※7

  1. ※7 西松建設株式会社リリース「アサヒ飲料株式会社と協業し、カーボンネガティブコンクリートを開発」

コンクリートのCO2排出量の比較

FAQ

Q

CO2を食べる自販機の仕組み・CO2吸収量を教えてほしい。

A

自動販売機の庫内にCO2を吸収する特殊材を搭載し、大気中のCO2を吸収する仕組みです。1台当たりの年間CO2吸収量は、稼働電力由来のCO2排出量の最大20%を見込んでおり、これはスギの木(林齢56-60年)約20本分に相当します。

Q

CO2を食べる自販機の設置台数は?

A

2024年末時点で、約500台設置。将来的には5万台の設置を目指しています。

Q

CO2を食べる自販機の電気代や
設置費用は?

A

通常自販機同等となります。詳細は弊社営業担当からご連絡させていただきますので、下記お問い合わせフォームより、お問い合わせください。

Q

CO2を食べる自販機を設置したい。

A

下記お問い合わせフォームより、お問い合わせください。

Q

回収したCO2はどのように
使用されるのか。

A

自動販売機から吸収したCO2は、コンクリートやアスファルト、タイルなどの工業原料として活用しています。この他にも、海中での藻場造成に活用することも検討しています。当社では、回収したCO2を資源として循環させることで、脱炭素社会の実現へ貢献することを目指しています。

Q

CO2吸収材、CO2吸収材を配合したコンクリート、アスファルト、タイル、コンパウンドを使用したい。

A

下記お問い合わせフォームより、お問い合わせください。

お問い合わせ

0120-328-124

受付時間:9:00~17:00
(土日祝日・年末年始を除く)